大人になってから歯列矯正を始めた理由と、歯科医院を選ぶまでにやったこと

歯列矯正記録

歯列矯正って、子どもの頃にやるイメージがありませんか? 実は僕もそう思っていました。

大人になってからやるのは「遅い」「費用対効果が悪い」「今さら?」と思っていたからです。

でも、そんな僕が実際に矯正を始めました。この記事では、なぜ大人になってから矯正を決意したのか、そしてどんな基準で歯科医院を選んだのかを正直に書いていきます。

笑うときに自信が持てなかった。矯正を決意したきっかけ

昔から、前歯が出ていて、口を自然に閉じるのが難しいのが悩みでした。リラックスしていると口が開いてしまうことも多く、「だらしない印象を与えていないか?」と常に気になっていました。

一番嫌だったのは、写真を撮られたときに歯並びの悪さが目立つこと。笑顔で写っているはずなのに、前歯の角度がどうしても気になってしまう。そのたびに自分の笑顔が嫌いになって、写真ではいつも口を閉じるようになっていました。

「男だし、そこまで気にすることないか」と思っていた時期もありました。でも、清潔感や第一印象を気にするようになってから、歯並びだけはごまかせないことに気づいたんです。

筋トレやスキンケアで少しずつ垢抜けていく中で、どうしても歯だけは手をつけられずにいました。
鏡を見るたびに「やっぱりここも変えたい」と思っていたけど、費用もかかるし、矯正器具が目立つのも嫌で、ずっと先延ばしにしていました。

でもふとした瞬間に、友達に撮ってもらった写真を見た時、自分の歯並びがあまりにも悪く自分でもびっくりするくらい清潔感がなかったんです。

それが、矯正を始めようと決意したきっかけでした。

歯医者選びで絶対に外せない6つの基準

矯正をやると決めた次の壁は、「どこの歯医者を選ぶか」でした。

調べれば調べるほど、選択肢が多すぎてわからない。金額も違えば、矯正の方法も違う。カウンセリングを受けるたびに「うちの医院ではこうです」と説明されて混乱する。そんな状態の中で、最終的に僕が重視したのは次の6つのポイントです。

日本矯正歯科学会の認定医以上のドクターがいること

これはもう大前提です。矯正は専門性が非常に高い分野なので、普通の歯医者さんではなく、専門の知識と経験を持った認定医がいるかどうかが最初のチェックポイントになります。

公式サイトでドクターのプロフィールを確認すれば、認定医以上の資格を持っているかどうかを確認できます。

また、日本矯正歯科学会の公式サイトからも地域ごとに、どの歯科医院に認定医以上の資格を持ったドクターがいるかを確認できますのでリンクを貼っておきます。

🔽日本矯正歯科学会公式サイトはこちら
https://www.jos.gr.jp/roster

カウンセリングは最低でも5院は行く

これは本当にやって良かったことの一つです。

カウンセリングを1〜2件だけで決めてしまうと、他と比べたときの違和感に気づけません。

実際、対応方針が医院ごとに全然違ったし、費用の出し方や治療計画の説明もまちまちでした。最低でも3件、多ければ5件以上はまわって、自分に合った場所を探すのがおすすめです。

通いやすい立地であること

矯正は1〜2年、長いとそれ以上かかります。月1回以上通うので、「アクセスの良さ」は見落としがちだけど重要な要素です。

僕は最初、少し離れた評判のいい医院を検討していたんですが、実際に通院を想像したときに「これ続くか…?」と不安になって候補から外しました。

特にワイヤー矯正は、装置に不具合が起きたときにもすぐ行ける距離であることが安心です。

契約を急かしてこない医院を選ぶ

意外と多かったのが、カウンセリング当日に契約を迫ってくる歯科医院。

「今決めていただければ割引できますよ」「今日契約すればこの金額で」みたいなトークをされると、冷静な判断がしにくくなります。

本当に信頼できる医院は、「一度持ち帰って、ゆっくり考えてください」と言ってくれます。僕が最終的に選んだ医院も、最初から最後まで強引な雰囲気はまったくありませんでした。

費用の総額が明確で、納得できること

矯正費用は決して安くありません。しかも「装置代+調整料+保定期間」など、後からかかる費用が見えづらいケースも多いです。

そのため、カウンセリング時点で「総額でいくらかかるのか」「追加費用が発生するタイミングは?」などを細かく確認するのが大事です。

僕は、「すべて込みでこの金額です」と明確に提示してくれた医院に決めました。分割払いにも対応していて、支払いの不安もかなり軽減されました。

マウスピースをごり押ししてこない医院

最近はマウスピース矯正が流行っていますが、すべての症例にマウスピースが適しているわけではありません。

僕のように出っ歯が気になるケースは、骨格的な調整が必要なので、ワイヤー矯正の方が適していると言われました。

にもかかわらず、最初からマウスピースを推してくる医院もありました。これは「医院都合」である可能性が高いです。

本当に患者のことを考えている医院は、メリット・デメリットをきちんと説明したうえで、治療方針を提案してくれます。

まとめ|矯正は「どこでやるか」が未来を左右する

歯列矯正は、ただ見た目を整えるだけではありません。 自分の笑顔に自信が持てるようになったり、人と話すときの不安が消えたり、気持ちの面でも人生が変わるきっかけになる治療だと僕は感じています。

だからこそ、「どの医院で矯正をするか」は本当に大事です。

安さやアクセスの良さだけで決めるのではなく、 納得できる説明と、信頼できる対応をしてくれる歯科医院を見つけること。

そして、自分の将来のために、「今ここで変わろう」と決断すること。

この記事が、矯正を迷っている誰かの背中をそっと押せたら嬉しいです。

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